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さすが!
2006-07-22-Sat  CATEGORY: 熱闘広辞苑

《22日》

* 第11回 熱 闘 広 辞 苑 
 
ルール説明:http://blog.goo.ne.jp/rakuda82/e/3ca4e56dde1cb2f2164ec7aaba72af7e
 
今回の記事が集まるページ:http://kijazz.blog59.fc2.com/blog-entry-74.html

***
小生は現在、イングランド北東部ダラムという街に住んでいる。
ここには、有名な?!世界遺産、ダラム大聖堂&城がある。
映画『リトル・ダンサー』の一場面でも、 http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/little_dancer/
(※主人公のビリーが、バレエ専門学校の入学試験(面接)の際、控え室で他の受験生から声をかけられる場面)
受験生A:「どこからきたの?」
ビリー:「ダラム
受験性A:「あの、お城が有名なところ?」
とあるように、少なくともイギリスでは……

小生は、ダラムに来る前まで、ダラム大聖堂&城の存在を全く知らなかったが、初めてそれを目の当たりにした時、
すっげ~、405 さすが!世界遺産…………」、と思わずつぶやいた。
↓ 近くで見ると、その美しさ、荘厳さ、雄大さに圧倒される。
大聖堂アップ
↓ また、遠くから見ると、街の目印となって、これがまた存在感を誇示する。
ダラム駅裏から
※ http://www.de-club.net/sid/issue.php?pos=1&Issue=030


***
先日訪れたSalisburyでも、車窓からストーンヘンジの姿を発見したとき、同様に感嘆の声をあげた。 ※ http://www.de-club.net/sid/issue.php?pos=0&Issue=010
すっげ~、405 さすが!世界遺産………
↓ 近くで見ても、何とも言えない独特の雰囲気に魅せられてしまった。
Stonehenge
冷静に考えると、ただの“岩”なのに
.........すごいパワーだ、そう感じた。
 関連記事:http://ameblo.jp/onigiri15/entry-10012345798.html

***
日本にも、もちろん世界遺産に登録された遺跡がある。
最も有名なところでは、姫路城があげられようか?!
小生は、一度だけ、ここを訪れたことがある。
↓ 新幹線の姫路駅到着後、遠くにそれが見えた時、
あああ いいい
すっげ~、405 さすが!世界遺産
………」と、
これまた、上記2つの世界遺産と同様な感動を味わった。

ところで、これら、時代や地域が異なり、それぞれの形状や実利的機能も互いに違う遺跡に対して、小生はなぜ同様な感覚を抱いたのか? 
こんな疑問を抱いた時、ふと、小生の大阪時代の恩師による王陵の講義を思い出した(※講義をベースにしたものが出版されています。→ 都出比呂志
2000年 『王陵の考古学』 岩波新書、735円:税込み
その内容を手がかりに、それらの共通性をちょっと考えてみた。
そこで思いつくのは、王陵の場合と同様、見た目の特徴。

単純明快にして、(相対的に)でかい!高い!
つまり、目立つということだ。

目立つものを造ること、そこには作り手による何らかの意図が込められていると推測できる。
その意図とは、実際の用途とは別の、精神的側面
具体的に言うと、アイデンティティーの集約である。
精神的に人々をまとめること..........、
組織
or社会をスムーズに機能させるには、これはとても大切なこと。
上で触れた大型建築物は、作り手の偉大さを誇示すると同時に、おそらくそのようなことも、重要な役割として担わされていたことだろう。

そういう意味では、顕著な業績をあげた人物の銅像エッフェル塔や東京タワーetc)ビルテロによって破壊された世界貿易センタービルや東京都庁etcなども、類似した性格をもつと考えられようか?! 

※蛇足だが、恩師の話によると、大阪の梅田にあるM下電器(●ナソニック)のツインタワービルは、北から見ると、ツインビルの間に大坂城が納まるように設計されているとのこと。これは、豊臣秀吉が果たした天下(日本)統一の象徴である大坂城を手中にすることを意味するとか。

〔小結〕
これらの大型建築物(モニュメント)は、人々が欲するアイデンティティーの拠り所となる。
社会が大きくなり複雑となって、何かが分割されたり、新しく生み出されるときには、モニュメントが大きな力を発揮する。はじめは(今でもあるだろうが)、それが自然にあるであったり、大木であったりしただろうが
........

人間の創造力は、さすが!と、今回の小旅行(7/1720)を通じて感じた次第。
※小旅行については、後日報告します。

(了)

** 執筆者、カテゴリの記事及び本ブログは岩波書店及び同社刊『広辞苑』とは一切関係がありません。


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コメント

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大聖堂は
コメントどらまきん | URL | 2006-07-23-Sun 06:30 [EDIT]
好きですね~私も。
図書館の近くだし、息抜きのためにお世話になっておりました。

逆に言うとダラムって大聖堂と城しかない・・・・ってことですよね・・・。はは。
ま、この静けさが私は好きなんですけどね~。
同意
コメントCOO | URL | 2006-07-23-Sun 07:53 [EDIT]
onigiri15さんのこれらの世界遺産を目の当たりした時の感動がよくわかります。
といっても、私はストーンヘンジしか見たことがないのですが。
車で走って、何もないところから、ストーンヘンジのサークルがみえた時の感動。「おお~!」

そこで同行者(社会科の教師)にいろいろ教えてもらったのですが、詳しいことは忘れてしまいました。いくつか昔通りの石の配置じゃないみたいですね。おっこったりとか。

TVでストーンヘンジについて特集していたのでは、狩猟時代から農耕時代に変わった時、過渡期の人々の心の不安をなだめる必要がありつくられたものとか。本来は石の間から太陽か月かなんかが特別な日(ふたしか)に効果的に見える仕組みだったらしい、と推測していた。

以上「知識はあるが正確ではなくあいまい」と評判の私から。

世界遺産といえば、エジプトのピラミッドも行くと凄く感動するみたいですね。
行ってみたいが治安が悪そうだ。

どらまきんさんへ
コメントonigiri15 | URL | 2006-07-23-Sun 19:18 [EDIT]
こんにちは。

僕はよく、ランチを屋外で取るのですが、大聖堂&城のあるパレスグリーンにもたまに行きます。穏やかな日差しの下、ぼんやりと両者を眺めたり、行きかう人々の様子を眺めたり.....、よい気分転換になりますからね!?

何もないと言えば何もないダラムですが、すばらしい世界遺産と美しい景観が、今ではとってもお気に入りです。
COOさんへ
コメントonigiri15 | URL | 2006-07-23-Sun 19:54 [EDIT]
こんにちは。

僕も車で走っていて、ストーンヘンジがふわっと大平原に浮かぶように現れたときは、「お~っ、すっげ~」とうなってしまいました。同時に、鳥肌も立ちました。

今、僕らが目にするストーンヘンジの姿は、何度も改変が加えられた結果のものです。はじめは、堀(溝)と土塁、木柱のサークルから始まったようです。およその今の状態になったのは、新石器時代~青銅器時代(B.C.2500年頃)過渡期。農耕開始からは数千年を経た頃でした。
日本でも、縄文時代(新石器時代)の後半に、東北地方を中心に環状列石と呼ばれているストーンサークルの一種が構築されるようになります。その機能に関しては、諸説ありますが、現在は墓地だったという考えが有力です。
いずれにしても、両者を通じて言えることは、食糧備蓄が安定期を向かえ、社会が組織化し複雑となり始める最初の段階に、このような儀式的なモニュメントが造られるようになるということです。
この後、金属器時代に入り、さらに社会は飛躍します。僕はその頃の変革の状況を検討しているところです。この時期には、記事にも紹介した僕の恩師の本にあるように、王陵(支配者の権威の象徴)の存在が目立つようになります。ピラミッドは、そのうちの一つと考えられます。

これから、モニュメントを見る際、今回触れた視点をちょっと考えていただくと、視野が広がって面白いかもしれません。

コメントshibako | URL | 2006-07-24-Mon 06:36 [EDIT]
いい場所ですねえ。
ダラムって行ったことないけど、こんなところで勉強できるのは素晴らしい。

久々に広辞苑復活しました。
これかもまたよろしくです。
shibakoさんへ
コメントonigiri15 | URL | 2006-07-24-Mon 17:21 [EDIT]
お久しぶりです&(熱闘広辞苑へ)お帰りなさい!

どらまきんさんのコメントにあるように、ダラムは大聖堂&城以外何もないところです。でも、自然にあふれた美しい景観と、静かで落ち着いた雰囲気がとても心地よいです。おかげで勉強も捗る!と言いたいところですが、さて、僕の場合はどうでしょう?..........(爆)
コメントKenny | URL | 2006-07-25-Tue 03:54 [EDIT]
とてつもなく関係ない事ですが、
最近初めて「小生」と言う自分の呼び方を他の方からも聞きました。
確か古い言葉ですよね?
それとも今でもよく使われているのですか?(^^)

記事にまーーーったく関係ねーや(笑)
お許しを。
Kennyさんへ
コメントonigiri15 | URL | 2006-07-25-Tue 17:50 [EDIT]
こんにちは。

小生という言葉は確かにちょっと古いと思います。
また、基本的には手紙など、書き言葉で使用されるのが普通です。
ちなみに、普段、僕は話し言葉では、“私”or“僕”を使います。
ブログの中で、“小生”と使っているのは、自分が本当にちっぽけな存在だということを自覚しながら、謙虚に生きていきたいという、自分への戒め&ちょっと願望を込めるためです。

そういえば、日本語は1人称が多彩ですよね!?
僕、私の他に、俺、あたい、わし、おい(おいどん)etc
英語は“I”だけなのに....。
日本語と英語の大きなギャップを改めて感じます。

PS:遠慮なく、記事と関係ないことコメントしてくださいね!(笑) いろんなことを考えるいいきっかけになりますから!
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