《15日》
* 第 17 回 熱 闘 広 辞 苑
ルール説明: http://blog.goo.ne.jp/rakuda82/e/3ca4e56dde1cb2f2164ec7aaba72af7e
今回の記事が集まるページ: http://mas-ii.cocolog-nifty.com/yorliblog/2006/10/post_4d82.html
※ 1ヶ月ほど前、隔週日曜日のアップに変更になりました。
「誓い」、その意味は一般に、
「ある事を将来必ず履行しようと他人や自分自身に固く約束すること。(本物の広辞苑)」
、と捉えられている?!
また、「誓い」が持つイメージとしては、差し当たり「清らかで、尊いもの」といったところか?!
しかし、冷静に?!「誓い」に関わる様々な出来事を見ると、意外にそうでもない気がする。
1.
小生が「誓い」といってまず思いついたのは、スポーツ。
ご存知の方も多いと思うが、小生は野球小僧だった。
小さい頃、高校野球(at甲子園)の選手宣誓をよく真似したものだ。
「宣誓!我々はスポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います。」
確かに、スポーツはルール&審判にしたがって、公平に試合が行われる。
でも、やっていることは、技術と心理を駆使した騙しあい.................。
変化球を投げたり、セフティー&プッシュバントしたり、盗塁したり、隠し球したり......。
いかにうまく相手を出し抜くかが、勝負のポイントとなることは、しばしば。
試合を通して、決して常に正々堂々(=卑怯な手段を用いず、態度が立派なさま。(本物の広辞苑))ということはありえない。誓った後からすぐに、その約束は破られる.......。
※でも、スポーツは社会的に意義あるもので不可欠なもの、と小生は考えている。
→ http://ameblo.jp/onigiri15/entry-10010377871.html
2.
次に思いつくのは、結婚時に執り行われる「愛の誓い」。
「……病めるときも健やかなるときも、富めるときも貧しいときも、死が二人を分かつまで、これを愛し続けると誓いますか?」「はい、誓います!」
もちろん、この約束を果たしている夫婦もたくさんいることは言うまでもない。
だが、同時にそうでない夫婦もたくさんいることは想像に難くない。
事実、あれだけ、「世の中で一番大切なのは家族だ!子供だ!」と彼ら彼女らへの愛を惜しみなく宣うアメリカの方々の約2組に1組(半分)は、離婚しているという。
→ http://www.riconavi.com/page008.html
あなた方の「誓い」って?.........
3.
その他、社会における様々な問題にも、「誓い」は成立していない。
例えば、医療の問題。
医者は、その職に就くとき、古代ギリシャの医師ヒポクラテスが提示したという文言(「ヒポクラテスの誓い」)に「誓い」を立てるらしい。 → http://www.netwave.or.jp/~wbox/kyhipoku.htm
上記の例同様、きちんとこの「誓い」を守っておられるお医者さんもたくさんいらっしゃる。
しかし、やはりそうでない医者も同じくたくさんいて、多くの不祥事を引き起こしているのは周知の事実である。
このような数々の事例から察するに、「誓い」をたてることとは、
「ある事を必ず成し遂げようと「決心する」ことではあっても、そのことが「約束」として必ず守られるものではない!」、と捉えられるのではなかろうか?!
漢字の成り立ちを見ても、
「言=言ったこと」を「折=折る(or折り曲げる?!)」
、となっていて、このことを暗示する。
つまり「誓い」とは、半ば「はじめから無理そうなことを公言すること」、と言える気がする。
「誓い」,,,,,、この言葉は、西洋、東洋を問わず、宗教に絡んで生まれてきているようだ。
「神に立てる誓い」......................。
今回、「誓い」という言葉を通して、
「神(宗教)」とは、人間が自分たちに都合のいいように創り出した精神的存在&概念?!
、改めてそうとも思った。
(了)
** 執筆者、カテゴリの記事及び本ブログは岩波書店及び同社刊『広辞苑』とは一切関係がありません。
誓いを儀式の一部だと思っていれば、何も守る必要がないし。
そういや誓いより約束の方が、今は重要になってますよね。
COOさんの仰るとおり、「誓い」は儀式の一部として、形骸化していると思います。結局は、本人次第ですね!?
「約束」、これもある意味、破られるためにある気がします。実際、時間のことなど、日常のありふれた約束含めてすべての約束を守っている人のほうが稀ではないでしょうか?
だからこそ、誓いや約束をしっかり守る人は、信頼でき、尊敬するに値する人だと感じます(お隣の北のお国のリーダーは逆の典型?! 笑)。そういう人が少しでも増えると、世の中もっと良くなるのでしょうけど.........。今回、改めて自分を戒めるいい機会となりました。



★☆★ Click! ★☆★