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海と空をつなぐ青
即決即断
2006-09-22-Fri  CATEGORY: 熱闘広辞苑

《21日》

 第 15 回           
 
ルール説明: http://blog.goo.ne.jp/rakuda82/e/3ca4e56dde1cb2f2164ec7aaba72af7e
 今回記事まるページ: http://blog.goo.ne.jp/kyongfa87/e/d31f91fbc083b2c5206f636a206b9859
 ※ 
隔週日曜日のアップに変更になりました

**************

四字熟語データバンクhttp://sanabo.com/words/archives/2001/09/post_702.html)によると、

「即決即断」とは、時機・チャンスを逃さず、即座に決断を下すこと、らしい。
類義語「即との違いは、チャンスを逃さない!ということ。
つまり、ただ速く決断するだけではダメなのだ!
良い結果を生み出すための、速い判断ということがポイントとなる。

ここで小生が思い出したのは、織田信長!http://ameblo.jp/onigiri15/day-20060602.html

以前のブログで、彼については少し触れたことがあるが、彼はこの熟語を象徴する人物ではないかと思う。信長は、その独特の感覚で、「即決即断」を体現し、数々の業績を残した。ただ、それはあくまで政治家としての視点に基づくものである。周知のように、「即決即断」によって多くの人々が犠牲となり、悪い結果も少なからず招いている。自身もその悪影響か
?!家臣の謀反により、早死にした.........。 
信長とはタイプは異なるが、馬力と根性即断を好結果へと無理やり導いた秀吉も、ある意味同じ部類にくくられようか?! 

二人と対照的なのは、やはり家康であろう?! 
一般に、彼のイメージに「即決即断」の感はないかもしれない。だが、重要な時々に、上記2者同様、家康は冷静な状況判断(即決即断)を行っている。ただ、その多くが、表面上ガンガン攻めて押し進めるものではなかっただけなのだ、と小生は感じている。

「即決即断、相対的にこの言葉は、人々に良い印象?!を与えるかもしれない。
だが、この言葉は、あくまである良い結果のみにこだわったものである
!?ということを、小生はここで喚起しておきたい。つまり、「即決即断」によって生じる、その他様々な性格の結果をあわせて考えることを、忘れてはならないと思うのである。


さて、一方で、「即決即断」の対照的四字熟語としてよく取り上げられる、

「優柔不断」(=
気が弱く決断力に乏しいこと)はどうであろう。

改めて漢字&語義の両者を見ると、必ずしも
「即決即断」の対義語ではないことに気づく。
個人的には、行動そのものの特徴よりも、精神性(気弱さ)が強調されていると感じる。
しかも、漢字の意味がやや歪曲されているようにも思える。

もし、漢字の意味をより忠実に訳するなら、
しく和な性格のため、人との関係をたない(or人の申し出をらない)、つまり、「心の広い人間(もしくはお人よし
?!とした方が適切ではないか?!.......


遅い、速い、チャンスを逃さない、良い結果を残す等々、「即決即断」という言葉からは、社会における様々な価値基準が浮かび上がってくる。 一方で、としてどうあるべきか?!(とどう接するのか?もしくは向き合うのか?)といった人間にとってもっと大事な問いかけを、「優柔不断」という言葉は投げかけているような気がした。

追伸: 熱闘広辞苑の更新、遅くなって申し訳ありませんでした。

(了)

** 執筆者、カテゴリの記事及び本ブログは岩波書店及び同社刊『広辞苑』とは一切関係がありません。

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